イケヤフォーミュラの新たな挑戦 バイオマスガス発電機
私共は、「地球温暖化の防止、循環型社会の形成に貢献するため」・「緑のリサイクルへの新たなチャレンジ」として、
刈草や樹木の剪定枝・間伐材等のバイオマスをガス化した燃料を使用した、バイオマスガス発電機を整備し、
電力を供給することを実用化しました。
「IF-V10」夢の、次なるステップ。 F1テクノロジーのV型10気筒エンジン、想定スペック公開。
「ドライビングというスポーツ」を全身で味わう。その時、ヒトの心を昂らせるのは「内燃機関」の鼓動。
近年のF1エンジンで、肌で感じる燃焼のビートが鮮やかな記憶として残るのは、V10・3.5リッターの時代。
そのパワーユニットを再現してみようと思い立ちました。
specifications | |
作動原理 | 4サイクル・火花点火 |
気筒配列 | V型10気筒 |
バンク角 | 90度 |
排気量 | 4000cc |
バルブ数 | 吸気2・排気2/気筒 |
バルブ駆動 | 各バンクDOHC・ギア駆動 |
燃料供給 | 燃料噴射(吸気ポート噴射) |
最高出力 | 推定450kW |
変速機構 | IST(Ikeya Seamless Transmission) |
「厩」プロジェクト、起動。未来を見据えた挑戦「IF-V10E」
「クルマが、交通インフラストラクチャーになる時代」が具体的な形を取り始めている今日、「ドライビングというスポーツ」を純粋に追い求めるクルマを産み出し、育て、走らせるプロフェッショナルに、すなわちヒトと馬の関係における「厩」になりたい。これがイケヤフォーミュラの「夢」。このことは、折に触れてお話してきました。
そこに向かうプロジェクトが、今ここで具体的に動き出しました。
良き時代のF1に起源を持つV型10気筒エンジン、それをドライバーと一体になる形に積んで、最高・最良の「動質」を体感できるクルマ。その実現に向けてどこから手を着けるか。ここはあくまでもロジカルに、技術者としての“正面作戦”で臨む。これが私たちのフィロソフィ。
ということは、心臓であるV型10気筒を形づくる基本要素をまずしっかりとデザインし、それをV型2気筒の形にして、パフォーマンスを確認し、磨き上げることから始めよう。現代最良の素材と加工法を選んで作るエンジニアリング&パフォーマンス・テストベッド。その最初の鼓動がもうすぐ聞こえてきます。
改めて設計をリアライズしてゆくと、私たちのV型10気筒エンジンはさすがにF1転生らしく、低く、コンパクトな姿態を持っています。
これをドライバーの背後に結合した骨格を持つクルマのデザイン・プロセスは、当然のことながらまず、人をどう座らせるのがいいのか、それを包むコックピットを形づくり、パワーユニットをどう結合するか、そして冷熱系や補器類をどこに配置するか、この「パッケージング・レイアウト」からスタートしています。もとよりイケヤフォーミュラならではのシームレス・トランスミッションが、1万rpm以上も回るV10と一体化しますが、その変速・駆動システムにもまた次世代のアイデアを準備しています。
これらの基本ユニット、そしてクルマ全体のコンセプトについては、遠からず皆さんに具体的なものをご紹介したい。その意思の下、関わる人々全てが動き出しました。
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